プロ野球日本シリーズ第4戦となった阪神対オリックスの試合は4-3で阪神がサヨナラ勝ちを掴み取りました。
今回は第4戦の詳細、またこれまでの両チームの戦いっぷりについて紹介していきます。
第4戦 詳細
試合経過
SMBC日本シリーズ2023、第4戦となった試合は4−3で阪神が見事にサヨナラ勝ちを収め2勝2敗となりました。
第4戦の先発は阪神が才木投手、オリックスが山﨑投手となりました。
才木投手は制球などに苦戦しながらも5回を1失点で抑え先発の役割を果たしました。
対するオリックスは7回に佐藤選手の失策などからランナー2.3塁として日本シリーズで調子を上げている宗選手がランナー2.3塁のチャンスからセンターへのタイムリーヒットを打ち同点とします。
しかし、9回1アウトから近本選手がフォアボールで出塁するとオリックスは思い切って好調の2番の中野選手、3番の森下選手を申告敬遠とし満塁策を取りました。
オリックスは4番の大山選手で勝負しましたが、3-2(3ボール2ストライク)のカウントからレフトへのヒットを放ち、見事4-3で阪神がサヨナラ勝利を挙げました。
阪神・オリックス両チームとも複数の回でチャンスやピンチを招きましたが、投手陣が踏ん張り失点を増やさずに試合を運んでいきました。
ここまでの試合結果
10/28(土) | 阪神 | 8-0 | オリックス |
10/29(日) | 阪神 | 0-8 | オリックス |
10/31(火) | 阪神 | 4-5 | オリックス |
11/1(水) | 阪神 | 4-3 | オリックス |
現在日本シリーズは2勝2敗という結果になっており、大変大きな賑わいを見せています。
最初の2戦はお互いに大きな点差をあけて勝利し1勝1敗としました。
10/31(火)からは球場を甲子園に移し第3戦・第4戦はいずれも接戦となっています。
両チームの戦績
⚪︎阪神タイガース
ここ数年はセリーグにおいて上位3チームに入ってはいるもののクライマックスシリーズでは勝ち抜くことができず日本シリーズへの出場は叶いませんでした。
今回阪神タイガースは18年ぶり4度目の優勝を飾り日本シリーズに臨みます。
⚪︎オリックス・バッファローズ
2021年より3年連続で日本シリーズに出場しています。
監督が中嶋聡監督に変更になってからは毎年日本シリーズに進出しており、安定した強さを持っています。
パリーグでは2位以降をいっさい寄せ付けずリーグ優勝、また昨年度は日本一にも輝きました。
注目選手
村上頌樹(むらかみしょうき)選手 | |
所属 | 阪神タイガース |
ポジション | 投手 |
生年月日 | 1998年6月25日 |
経歴 | 智弁和歌山ー東洋大ー阪神 |
今シーズンの成績 | 10勝6敗
防御率:1.75 |
村上投手は日本シリーズ初戦でオリックスのエース山本由伸投手との投げ合いを制し見事に勝利を収めています。
宗佑磨(むねゆうま)選手 | |
所属 | オリックス・バッファローズ |
ポジション | 内野手 |
生年月日 | 1996年6月7日 |
経歴 | 智弁和歌山ー東洋大ー阪神 |
今シーズンの成績 | 打率:.245
打点:22 |
宗選手は日本シリーズ第3戦において敵地である甲子園で2点タイムリーを放ちヒーローインタビューにも選ばれました。
まとめ
今年の日本シリーズは関西ダービーとも呼ばれ、関西の球団同士の対戦ということもあり大変大きな盛り上がりを見せています。
ここまでの4戦はお互いに2勝2敗と接戦となり残り3戦にも目が離せません。
どのような試合展開となっていくのか楽しみに観戦されてはいかがでしょうか。
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