10月31日はハロウィンですが、今年は土日が28、29日と日が被らない中どのような盛り上がりをみせるのでしょうか。ハロウィンの歴史や事件についてまとめてみました。
日本へハロウィンイベントの定着
アイルランドが発祥のハロウィンですが、アイルランド語で「夏の終わり」を意味する古代アイルランドのお祭り「サウィン」が起源とのことです。そもそもいつから日本でハロウィンが流行るようになったのでしょうか？
ギデイランド原宿店から始まる
1966年に開業したギデイランド原宿店は、4つのフロアに日本とアメリカのおもちゃを幅広く取り揃える小売店になります。
1970年代にハロウィン関連の商品を販売し、1983年に販促活動の一環としてハロウィン仮装パレードを開催しました。
そこからさらに広がりはじめたのが1997年でディズニーランドと川崎市の「カワサキハロウィン」で仮装パレードを開催し徐々に日本でも認知されはじめたと言われています。
渋谷ハロウィンがはやってのはいつから？
渋谷ハロウィンは2000年代から流行の最先端の街として、テーマーパークや商業施設で定着そはじめたことから、渋谷でも若者が仮装をし集い始めたと言われています。
主に渋谷センター街やスクランブル交差点で人が集まり、交差点でハイタッチしたりする姿や路上飲酒をする若者が年々増え始め、大量のごみや仮装用の血のりでトイレや商業施設が汚れ始めてたことから苦情が殺到し、渋谷駅近くの公園に着替えやメイクをするテントを設置しました。
過去のハロウィン関連の事故
渋谷ハロウィン軽トラ横転事故
2018年に渋谷ハロウィンで集まった若者たちが、酒に酔った勢いで停車していた軽トラックを横転させる事故を起こしました。
荷台に乗って暴れるなど17歳から37歳の男15人が共同器物損害の疑いで逮捕されました。
他にも痴漢や暴行なども起こり渋谷ハロウィンは年々規制が厳しくなっていきました。
京王線刺傷事件
2021年10月31日に走行中の京王電鉄京王線車内にて殺人未遂事件が発生致しました。
乗客1人を刺して車両に火をつけ計13人を殺害しようとしました。
逮捕された服部恭太容疑者は「会社のトラブルや元交際相手の結婚を知り、生きていく意味がないと感じ死刑になりたかった」と言います。
渋谷ハロウィンで大量殺人をしようとしたが小田急の刺傷事件を知り今回の経緯に及んだといいます。
当時はジョーカーの仮装をしており、仮装と変質者の見分けがつきにくかったとも言われています。
ソウル梨泰院雑踏事故
2022年10月29日に韓国の首都ソウルの繁華街梨泰院（イテウォン）の路地で、日本人2人を含む159人が群衆雪崩による事故で亡くなりました。場所は幅約3m長さは45mの細い道で事故は起こりました。
コロナウィルスが規制が緩和され地元メディアによると10万人以上訪れていたといいます。事故の原因は繁華街から駅に上る人と下る人の動線が重なったため起こったと言われています。
数十人が下敷きになり主な死因は窒息死と言われています。今年の韓国は殆どのハロウィンイベントを自粛するようです。
今年の渋谷ハロウィンはどうなのか
今年の渋谷ハロウィンは、昨年の韓国の事故もあり厳戒態勢と言われています。「渋谷はハロウィンイベントの会場ではありません」と看板を掲げたり、27日の夜からは路上飲酒の禁止、待ち合わせとして多く使われる渋谷のシンボル「ハチ公」の銅像周辺に囲いが組まれるなど規制は厳しいようです。
2023年10月28日（土）19時時点の渋谷LIVE映像ですが、近年と比較すると人が少ないように見えます。警察官の誘導や規制線、他にも酒類の販売の自粛もあり今年は仮装する人が少ないゆです。
また、10月31日に人気のファーストフード店「バーガーキング渋谷センター街店」は臨時休業をすると発表しました。広告には「今年のバーガーキングはハロウィンイベントの会場ではありません」と綴っている。
まとめ
コロナウイルスが5類に移行してから初めてのハロウィンになり、どれだけの人が集まるかが懸念されてますが、なにも被害がないことを祈っております。
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